Stay Frosty

Unsplash Steve Smith

東日本大震災から15年

あれから今日で15年が経ちました。

お亡くなりになった方と行方不明者は2万2230人になったというニュースをみました。

今も見つかっていない方が2519人もいらっしゃるということに、いまも胸が痛みます。

その中には、私が仙台在住時にお世話になった方のご家族も含まれています。

2万2230。

2519。

数字として見ると、正直、ピンとこない自分がいます。

しかし、お世話になった方のことを思い浮かべてみると、どうでしょうか。その方の大切なご家族がいまだに見つかっていないのだと考えると、途端に感情が揺さぶられてしまいます。

2519人の一人ひとりにはご家族、大切な人がいたわけです。

亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者の方がご家族のもとに戻られることを祈っています。

また、いまも現地で復旧作業、除染作業を行っている皆様に深く敬意を表します。

Stay Frosty

毎年、3月になると、気分が激しく落ち込んでしまう自分がいます。

そんなときは「Stay Frosty」という言葉を思い浮かべ、乗り切るようにしています。

発災後、しばらく経ってから、米国のホストファミリーから国際電話がきました。その時にかけてもらった言葉でした。

「Stay Frosty」。我々日本人には、聞き馴染みのない英語です。

こういう時、ふつうは、「I’m Sorry」など、もっと「普通の言葉」をかけるものなのではないか。

英語力のない私は、当時そのように思ったものでした。

しかし、よくよく考えてみると、ホストファミリーのお父さんは元海兵隊、息子は陸軍という軍人一家。

もともとは軍事スラングで、仲間を鼓舞するときに使われる言葉だ、ということを後から知りました。

米国滞在時、ホームシックになることは皆無でしたが、食事が合わなかったり、人種差別に遭ったりで大変でした。

そうした私に、何度も何度もかけてくれた言葉だったのです。

「Hey,Bro. Stay Frosty.」なとといって。

「つらいだろうが、心身が無事ならば、気持ちを冷静に保ち(Stay Frosty)、人の役に立て」。

そう言われているような気がしました。

3月11日は、この言葉を自分に再インストールする日にもなっています。

思えば、彼らとはFacebook等でメッセージのやり取りを続けていたものの、直接話すのは実に10年ぶりのことでした。

当時はまだzoomなんてものはありません。Skypeがありましたが、通信環境の悪化により、不通が続いていました。

国際電話をかけてくれたのです。決して安くはない通信費を使い、10数分ちかく私を励ましてくれたのでした。

こういった素晴らしい人たちもいるのだと、希望をもって日々を泳いでいきたいと思います。

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